槍(やり)と矛(ほこ)の違いは何?その構造から見えてくる先人たちの創意工夫

| Japaaan
槍(やり)と矛(ほこ)の違いは何?その構造から見えてくる先人たちの創意工夫

楚人有鬻盾與矛者(意訳:楚の人で、盾と矛を鬻ぐ=売る者があった)……」

※『韓非子』より。

漢文の授業で「矛盾(むじゅん)」の故事成語を習った記憶のある方も多いと思いますが、先刻こんな質問がありました。

「ねえ。先生が矛(ほこ)は『槍(やり)のような武器』って言っていたけど、槍と矛って何がどう違うの?

藤舎呂雪「大坂落城之図 木村長門守 藤堂和泉守」

その場で簡単に説明しましたが、今回はその「槍と矛の違い」について紹介したいと思います。

7秒でわかる! 槍と矛の違い

最初に、結論から言います。

槍も矛も「長い柄(え)の先端に刃をつける」のは同じですが、刃の根元(柄との接合部)に違いがあります。

刃の根元を柄の先端に「差し込む」のが槍で、刃の根元がソケット状になっていて、柄の先端に「かぶせる」のが矛です。

諸説も例外(バリエーション)もありますが、絵に描くと、ざっとこんな感じです。

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