「いだてん」第3話が放送されました。前回は熊本での少年期の四三のエピソードがメインでしたが、今回は舞台を東京に移しました。
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夢ふくらむ上京でしたが、完全に「おのぼりさん」扱い。学校でもなまりをネタにからかわれるというシーンもありました。
「赤ゲット」はもともと高級品上京するために列車に乗った四三と親友の美川秀信。彼らは赤いブランケットのようなもの「赤ゲット」を羽織っており、これが「おのぼりさん」の証なんだと作中で紹介されていました。
そう、明治もこのころになると赤ゲットは「おのぼりさん」「田舎者」を表わす意味で定着しています。暖かくて防寒具としてちょうどよかった上に、赤い色が目立つので、都会に行っても仲間同士見つけやすいという利点がありました。しかし目立つ色というのは嫌な意味でも目立つわけで、それを羽織っているだけで田舎者扱いされてしまったのです。