「いだてん」第3話振り返り。「不如帰」の風評被害と赤ゲットの由来について (1/3ページ)

Japaaan

「いだてん」第3話振り返り。「不如帰」の風評被害と赤ゲットの由来について

「いだてん」第3話が放送されました。前回は熊本での少年期の四三のエピソードがメインでしたが、今回は舞台を東京に移しました。

これまでの「いだてん」振り返りはこちら

赤い隈取りのような歌舞伎ネタ演出は史実を踏襲!「いだてん」振り返りと次回のポイント

「いだてん」第2話 振り返り。春野スヤは熊本のはいからさん「逢いたかばってん逢われんたい♪」自転車節とは?

夢ふくらむ上京でしたが、完全に「おのぼりさん」扱い。学校でもなまりをネタにからかわれるというシーンもありました。

「赤ゲット」はもともと高級品

上京するために列車に乗った四三と親友の美川秀信。彼らは赤いブランケットのようなもの「赤ゲット」を羽織っており、これが「おのぼりさん」の証なんだと作中で紹介されていました。

そう、明治もこのころになると赤ゲットは「おのぼりさん」「田舎者」を表わす意味で定着しています。暖かくて防寒具としてちょうどよかった上に、赤い色が目立つので、都会に行っても仲間同士見つけやすいという利点がありました。しかし目立つ色というのは嫌な意味でも目立つわけで、それを羽織っているだけで田舎者扱いされてしまったのです。

「「いだてん」第3話振り返り。「不如帰」の風評被害と赤ゲットの由来について」のページです。デイリーニュースオンラインは、いだてんテレビドラマカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧