3年ほど前、アメリカのヒューストンの貧困層が住む街で保護されたのは、やせ細ったジャーマンシェパードである。
のちにフラニーと名付けられたこの犬は、極端に衰弱した状態で真冬の路上をさまよっていた。救助隊が駆けつけた時は死と隣り合わせにあった。
だが彼女は、献身的な救助や愛情のこもった治療で驚異的な回復を遂げた。
絶望的状態にあっても、生きる希望を持ち続けたフラニーは、多くの人手を差し伸べられて元の姿を取り戻し、ついには永遠の家族にも巡り合えたのだ。
・極度の衰弱状態で見つかったフラニー
2015年の12月、テキサス州ヒューストンのスラム街で行き場のない犬たちを探していたボランティアが衰弱しきったフラニーを見つけた。
連絡を受けた犬の保護団体Val’s Palsの救助隊が捜索に出て、いろいろ探した末に藪の中で丸まっている彼女を発見した。
駆けつけたスタッフの一人エリック・ホリデーさんによると、当時のフラニーはすべてをあきらめていたようだった。