裁判中に警察官の頬を刺して怪我をさせるという前代未聞の事件を横浜地裁で起こした“危険な男”の初公判が1月22日、横浜地裁で開かれた。
加賀美啓太被告(51)は、もともと器物損壊罪で起訴され、昨年秋、横浜地裁で公判が開かれていた。
ところが、その最中、メモをとるために借りていた鉛筆で、隣にいた横浜拘置支所の男性刑務官の右頬をいきなり刺し、傷害と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのだ。
「加賀美は、さらに別の日の公判でも、警察官を突然殴ってけがをさせています。この2件の暴行事件の公判が、1月から始まったのです」(全国紙記者)
2度も法廷で暴れ、2人の公務員に怪我をさせた男である。法廷は、かつてない厳重警備が敷かれた。通常であれば座れるはずの傍聴席最前列に白いカバーがかけられており、警備員が1人、その席に緊張した面持ちで座った。
本誌記者も、さすがに身の危険を感じ、傍聴席後方に座って開廷を待っていると、法廷奥のドアが開いた。
通常、勾留されている被告人は、刑務官2〜3人に伴われて法廷に入るが、この男には、なんと8人の警備がついていた。しかも、両脇を固める法務省の職員はとびきりガタイがよく、フルフェイスのヘルメットを被っていたのだ。
しかし、当の加賀美被告は長椅子に肘をかけ、ふんぞり反ってニヤニヤと笑い、「人定質問」にすら、まともに答えない。
裁判長「名前は?」
被告「暴力団員ですね、あははは」
裁判長「名前を確認したいが、名前は?」
被告「ん〜、よく思い出せませんね」
質問には答えず、「刑務所に9回入って、父親殺して、前も覚せい剤でパクられて、今回も…」と、ワル自慢が始まった。
さらに驚いたのは「罪状認否」である。公開の法廷で起こした暴行事件の裁判でありながら、「全部ね、やった記憶ないんですね〜。自分は何もやってない。だから困ってるんですね〜」と完全否認したのである。
法廷侮辱、ここに極まりだ!
裁判中に鉛筆で頬刺す!記者も仰天した“最も危険な男”のワル自慢
2019.02.14 22:00
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