人工知能がヒトゲノムの中で未知の祖先の痕跡を発見(スペイン研究)
2019.02.15 09:30
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カラパイア
昨年、9~5万年以上前に生きた13歳の少女の骨をDNA分析したところ、ネアンデルタール人の母とデニソワ人の父を持つ、ヒト科に属する2種が交雑して生まれた子であったことが判明したと報じられた(該当記事)。
だが今回明らかになったのは、彼女は独りぼっちではなかったということだ。
この新しい研究では、乱雑な先史時代を分析するために人工知能を採用し、数万年前にアフリカから長い旅路に出た現生人類が出会い、そして交わった未知の祖先を特定しようと試みられた。
・ディープラーニングで明らかになった別種のヒト科との交配
現生人類はおよそ8万年前にアフリカから外に出て、ユーラシア大陸へと踏み出したとされている。そのとき、彼らはまた別の足跡をも残した。
太古の時代に生きた、今では絶滅してしまったヒト科の種と子供を作ったのだ。
最近まで、こうした異種間の交わりの相手はネアンデルタール人やデニソワ人だったと考えられていた。
だがディープラーニングを用いて古代人と現代人の遺伝子コードを選別してみたところ、ユーラシア人のDNAから三番目の相手が発見されたのである。
・第三遺伝子侵入
スペイン、ポンペウ・ファブラ大学のハウメ・ベルトランプティ氏は、この出来事を「第三遺伝子侵入」と呼んでいる――アフリカ脱出のさいに交雑した初期人類の痕跡だ。
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