「言いたいけれど言えない」
「会議で発言しようにも挙手できない」
「何をやっても長続きしない、集中できない」
こういった悩みを持っている人は多い。一見バラバラのように見える悩みだが、実は共通して同じ問題に端を発しているのだ。それが「自信の有無」である。自信がないから言いたいことが言えなかったり、手を挙げられなかったり、物事が続かなかったりする。
では、なぜ自信のある人とない人がいるのか?
『「一生」の自信を「一瞬」でつくる本』(WAVE出版刊)の著者で、コミュニケーション心理著者として、セミナーやカウンセリングで3万5000人に自信を植えつけてきた松橋良紀氏は、本書の中で「それは“過去の失敗体験”に遠因がある」と説く。
日本人は「言いたいことが言えない」という人が多いが、それは、控えめに生きることを美徳とする文化が根づいているから、とよく言われる。しかし、少し考えてほしい。誰もが子どものころは、自由に発言していたはずではないか?
一方で、親や先生に「そういうことを言ってはいけない」とか「静かにしていなさい」、あるいは「生意気なこと言うな」と言われなかっただろうか?著者は、こういった過去の失敗体験が遠因となり、結果的に多くの人から自信を奪っていると明言している。
■まずは過去の失敗体験=洗脳を払拭すること成功も失敗も、その大半は「自信の有無」が原因であることは間違いない。それなのに、「人前に立つと緊張してしまう」「コミュニケーションが苦手」「営業の成績が上がらない」など、ほとんどの方が自分に自信を持てていない。
そこで本書では、以下の「3ステップ」で独自のメソッドを解説している。
① あなたから自信を奪っている「洗脳」を解く
② 「ポジティブなアンカー」をつくる
③ 実際に行動に移して習慣化する
①の「洗脳」とは強い言葉に思えるが、実際のところ、「過去の失敗体験」とは「洗脳」という思い込みに過ぎないことがほとんど。