不動産投資 初心者がはまる「セミナーの罠」とは?

| 新刊JP
『「おふたりさま」の賢いお金のまわし方 DINKSなら低リスク不動産投資で豊かに暮らそう!』(みらいパブリッシング刊)

貯蓄に利息がついた時代はとうに終わり、年金制度も心細いものになりつつある今、いかに給料以外の安定収入を作るか、またはいかに手持ちの資産を増やしていくかは、誰にとっても無視できない問題になっている。

より切実なのは、子どものいない夫婦(DINKS)や独身者かもしれない。子どものいない夫婦はほとんど同時期に働けなくなり、独身者は病気などで自分が働けなくなればそこで収入が途絶える。特に独身女性は「自分がいつまで稼ぎ続けられるのか」という不安をどこかで感じている人は多いはずだ。

『「おふたりさま」の賢いお金のまわし方 DINKSなら低リスク不動産投資で豊かに暮らそう!』(みらいパブリッシング刊)の著者、花咲美樹さんは「DINKSや独身女性こそ不動産投資で安定収入を」として、不動産投資の初心者向けに物件の購入から金融機関との付き合い方、物件の管理方法までを解説している。

■あなたはなぜ不動産投資をするのか?不動産投資でどれくらいの収入を得たいのか?

花咲さんいわく、初心者が不動産投資で失敗しないためにまず心がけるべきは「なぜ自分は不動産投資をするのか」という目的とゴールを決めること。何を目的として、どのくらいの規模を目指し、どのくらい稼ぎたいのかによって、取るべき戦略も変わる。将来への不安と焦りだけで始めてしまうと失敗しやすい。

「老後の心配をなくす」でもいいし、「給料以外に〇万円くらい入るようにしたい」でもいい。不動産を手に入れて、運営する前に自分の目指す先を明確にしておくべきだ。

■無料のセミナーには注意せよ

新しいことを始める時はどうしても本やセミナー、勉強会などに参加して知識をため込みたくなる。これは不動産投資も同様だが、セミナーや勉強会の類は注意が必要だと花咲さんは指摘している。

特に「無料」をうたっているセミナーは、「なぜ無料なのか」を考えるべきだ。不動産投資関係の無料セミナーには、不動産会社が主催でその会社の営業マンが講師を務めているものが多々ある。もちろん目的は「不動産を買わせること」だ。

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