テストのためにそこまでやる? 試験を妨害して逮捕された学生たちの驚きの手口

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テストのためにそこまでやる? 試験を妨害して逮捕された学生たちの驚きの手口

 学生にとって試験はプレッシャーだろう。事前の勉強が不十分であればなおさらだ。そんなプレッシャーから逃れるためか、海外には、さまざまな手口で試験を妨害しようとした学生たちがいる。

 2019年4月10日に報じられた内容によると、試験そのものを中止にしてしまおうと考えたのは、14歳の少年2人だ。アメリカでは地域や、学校が3年制か4年制のどちらを採用するのかによって高校入学の年齢が異なる。アメリカ・ニュージャージー州の高校に通う、この少年らの場合は高校1年生だった。少年2人は学校のWi-Fiを切断して、試験を中止させたそうだ。彼らが通う高校では、試験は全てインターネット上で行われることになっている。試験に不安を覚えた2人は、大量のアプリを使って高校のサーバーに入り込み、Wi-Fiを切断させることに成功。インターネットが使えなくなり、全ての試験が中止になったという。

 この騒動を受け、高校が警察に通報。少年2人が犯人だと特定された。2人はコンピュータ犯罪の容疑で逮捕された。Wi-Fiを切断させるまでの過程で、さまざまな証拠が残されていたそうだ。なお、同記事では2人が退学処分になったかについては触れられていない。

 彼氏が試験を受ける彼女のために替え玉を試みたものの、あえなくバレた事件もある。

 2015年6月、カザフスタンで彼女の替え玉になろうとした当時20歳の男が逮捕された。この男には当時17歳のガールフレンドがいたが、ガールフレンドが大学の受験先を決定する学力試験を不安に思っていることを知り、自身が替え玉なって試験を受けようと計画。かつらを被り、ガールフレンドの衣服を身に着け、当日、試験会場に向かったそうだ。

 しかし試験官があまりにも不自然な男の姿を見て、IDの写真と照合。持っていたガールフレンドのIDの写真と明らかに顔が違ったため、男は警察に通報され、試験を受ける前に私文書偽造未遂の疑いで逮捕された。男のガールフレンドは受験資格を失い、1年の浪人を余儀なくされたという。

 また、スパイ映画さながらに天井裏の空調から大学に忍び込み、試験問題を盗もうとした学生たちもいるようだ。

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