平成最後の天皇賞(春)が4月28日、京都競馬場で行われる。日本の競馬で最高の格付けとなるGIの中でも、最も長い歴史と伝統を持つ競走で、唯一、優勝賞品として皇室から楯が下賜されることでも知られている。
平成になって競馬の国際化は一層進み、世界中のビッグレースに日本の競走馬が出走することは珍しくなくなった。去る3月30日に行われた1着賞金360万ドル(約3億9600万円)の世界的レース『ドバイターフ』で、昨年の三冠牝馬アーモンドアイがブッチぎりで勝利したのは記憶に新しい。
「残念ながらアーモンドアイの『凱旋門賞』挑戦は見送られる公算が大きいようですが、日本馬が欧州や北米で、その挑戦を幾度となく跳ね返されてきたことを思えば、どんなレースをターゲットにしようとも楽しみであることには変わりません。それはさて置き、昨年は〝後進国〟とはいえ、韓国のアウェー戦では日本馬の圧勝に沸きました。国際競走の『コリアカップ』『コリアスプリント』で連勝し、日韓の大きな力差をハッキリ示したのです」(スポーツ紙記者)
何しろ日本で6連敗中の馬が、韓国では15馬身差をつけて圧勝したのだ。
「2着の韓国馬に15馬身の大差をつけ圧勝した馬とは、ロンドンタウンです。日本馬は過去3年(計6レース)で何と5勝。特にロンドンタウンは、日本では6連敗中だったものの、韓国ではまるで〝水を得た魚〟でした。欧米勢も一流馬は参戦しておらず、昨年のこのレース以来の勝ち星を楽々と挙げたのです」(競馬ライター)
左翼政権でギャンブルへの風当たりが強くなる
日本もかつて、外国馬には永遠に勝てないといわれたものだが、血を入れることで強くなってきた。ところが、韓国では歴史や政治、文化で対立する日韓関係がそのままに、両国の交流は冷え込んでいる。
「これまで日韓間では日本側から種牡馬の寄贈はあったものの、競走馬の交流に関しては、国内の馬産保護の目的で制限を設けており、輸出入に関しては停滞したままでした。日本から韓国に渡った種牡馬は数多く、韓国競馬のレベルアップに少なからず貢献してきましたが、今や世界でもトップクラスになった日本馬の血を本格的に導入することは、韓国側にとって急務とも言えます。