image credit:YouTube
中国四川省眉山(メイシャン)市に住む12歳の少年ビンヤン・シゥー君は、障害のある親友であり同級生を6年間に渡り、学校内の移動をおんぶして手伝ってきた。
その親友は重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)という筋肉の力が弱くなる難病を抱えているヅィー・チャン君だ。
本来ならば学校生活を楽しむことが難しいであろうヅィー君がみんなと楽しく過ごせたのは、親友ビンヤン君の友情のたまものであろう。
Schoolboy, 12, has carried his disabled best friend to class every day for SIX years
・小学校1年生の時から6年間、背中の親友と共に
小学校1年生の時に出会ったという2人は、晴れの日も雨の日も二人三脚ならぬおんぶ形式で共に過ごしてきた。
ヅィー君の両親は彼を学校に送り届けることはできるけれども、校内の移動やトイレの介助はできない。
その役目を親友のビンヤン君がかって出てくれたのだ。空になった水筒に水を入れたり、ランチを取ってくるなど、自分にできることはすべてやってきた。
image credit:YouTube
3年ほど前まで、ヅィー君を助けるビンヤン君の手伝いをしていた友人もいたそうだが、塾や勉強などの時間が必要になり手伝えなくなってしまった。
こうしてヅィー君とビンヤン君はコンビとなっていった。