紫外線も強くなり、肌には過酷な季節がやってきましたね。気温が上がると、エアコンなどによる空気の乾燥も肌に大きな影響を与えます。
化粧品やサプリメントなど、たくさんの美容アイテムが出ていますが、実は「こんにゃく」も美肌に効果が期待できるって知っていましたか?
ポイントは生芋こんにゃくに含まれる「こんにゃくセラミド」。
肌の乾燥の要因となる「空っ風(水分を失った風)」が特有の群馬県において、生芋こんにゃくに含まれる「こんにゃくセラミド」を日ごろから摂り続けているこんにゃく農家の女性と摂っていない人の肌の水分蒸散量について比較検証(※)を実施したところ、紫外線や空っ風など、肌にとってリスキーな環境にあるにもかかわらず、こんにゃく農家の女性の方が肌の水分を保持する力が強く、シワが少ない傾向があることがわかりました。
監修した日本皮膚科学会認定皮膚科専門医である慶田朋子医師(銀座ケイスキンクリニック院長)は、
「今回の結果から、日ごろからこんにゃくセラミドが含まれる生芋こんにゃくを食べているこんにゃく農家の女性たちは、水分蒸散量が低く、美肌の基本ともいえる"バリア機能が高い"ことが有意差をもって証明されました。また、シワも少ない傾向にあり、こんにゃくセラミドを多く含んだ食材を食べることが、美肌を維持する上で効果があることが示唆されました」
と、解説しています。
ちなみに、「こんにゃくセラミドPR事務局」が伝えている、こんにゃくセラミドの経口摂取で全身の肌のバリア機能改善効果が期待できる量としては、1日に0.6mg。生芋こんにゃくなら約0.5枚(100g)だそうです。
ここまで聞くとこんにゃくセラミドを上手に摂りたいですよね。