人間は、多かれ少なかれ、何かしらの恐怖を感じるものがある。ゴキブリなど虫が苦手な人や狭い場所が怖い人もいるだろう。しかし、中には意外なものに生活を脅かされている人もいるようだ。
海外ニュースサイト『Mirror』は5月21日、イギリスに住む23歳の女性、ポピー・ジョンソンさんが「マイケル・ジャクソン恐怖症」にかかっていると報じた。2009年に他界したマイケル・ジャクソンは「キング・オブ・ポップ」と称され、音楽史上最も成功したアーティストだ。今でも世界中のファンから熱狂的に支持されているマイケル・ジャクソンに、ポピーさんが恐怖を覚えたのは5歳のころからだった。
18年前、世界的名作とされる『スリラー』のミュージックビデオ(MV)を見た当時5歳のポピーさんは、ゾンビたちが大勢出てくる映像がトラウマになってしまった。「特にマイケルの顔が狼男に変わった瞬間の恐怖は今でも覚えています」とポピーさんは同記事の取材に答えている。23歳となった現在でも、マイケルの歌やポスターを見聞きするだけで、脂汗が噴き出し、目まいで失神しそうになるという。
現在もポピーさんの日常生活にはマイケルへの恐怖が常につきまとっている。両親が熱狂的なマイケルファンだったため、家中にポスターなどのグッズがあり、辛い状況だという。また、ファンである両親に自分がマイケル・ジャクソン恐怖症だと告白できずにいるそうだ。
同記事の取材に対し、「私はマイケルの存在におびえながら毎日を過ごしています。マイケルの声や姿を認識すると、立っていられないほどです。でも、この事実を私は周りの人たちに告白できていません。マイケル・ジャクソン恐怖症をどう説明すれば分かってもらえるか…」とポピーさんは語っている。
友達と外出した先でマイケル・ジャクソンの曲が突然流れ始め、気分が悪くなったポピーさんは、トイレに駆け込んで、数分間にわたって過呼吸の発作を抑えなくてはいけないほど、日常生活に支障をきたしているという。とはいえ、今後もマイケル・ジャクソンを避けた生活を続けるのは困難なため、現在、ポピーさんは「催眠療法」を受けて症状の緩和を目指している。すでに4回治療を受けてマイケル・ジャクソン恐怖症は少し落ち着きつつあるという。
マイケル・ジャクソンを見ると怖くて失神? 23歳女性が告白、世にも奇妙な「限局性恐怖症」とは
2019.06.02 18:10
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