「うなぎの蒲焼きにそっくり」と見た目、食感にこだわった一正蒲鉾の「うな次郎」シリーズ。その新商品として、丸ごと蒲焼きにした長焼き風の『すごーく長いうな次郎 蒲焼風かまぼこ』が2019年6月3日から夏季限定で発売された。うなぎは食べたいけど、もはや「高嶺の花」。これからの土用丑の日、そして暑い夏に向けて、スタミナをつけよう!
■もう日本で「うなぎの蒲焼き」を食べることができなくなるかも…
うなぎを取り巻く日本の食環境が厳しいものになっているのは、すでにいろいろなニュース等で目にしているだろう。ニホンウナギの稚魚が深刻な不漁で、2014年には絶滅危惧種に指定されているほど。しかも、今年(2019年)に開催される予定のワシントン条約締約国会議では、ニホンウナギを含む全19種のウナギが規制対象になるかもしれないとも言われていた。つまり、おいそれと食卓でうなぎを食べることが難しくなるということ。
平賀源内がうなぎを食べることを発案したとされる「土用丑の日」は、今年は7月27日。そもそも夏になると、うなぎの売り上げが落ちるからという理由で鰻屋から相談を受けた平賀源内が、キャンペーンのために土用丑の日にうなぎを食べようという看板を立てたことに始まったと言われている(諸説あり)。つまり、別に無理をして土用丑の日にうなぎを食べる必要はない。