「友達以上、恋人未満」の彼と付き合うきっかけ。
こんなコラムを書いていると恋愛の相談をよくいただきます。ほとんど回答することはないのですが(すいません)、去年の暮れにめちゃくちゃ悲しい相談を31歳の女性から受けました。
「友達以上、恋人未満の人にフラれました」という内容です。
少し詳しく書くと「4年間、友達以上の関係だと思っていた人に勇気を出して『そろそろ付き合ってみる?』と告白したら『このままの関係がいい』と言われました。家に泊まりにくることがあっても身体の関係はないし、キスもしたことありません。たくさんライブや映画に一緒に行きました。正直、明確に口説かれた記憶もありませんが、いつか付き合えると思っていました。それが自然な流れだと信じていました。裏切られた気持ちが大きいです。フラれてから会ってもくれません。でも、彼のことが好きです。どうすれば付き合えると思いますか?」という内容でした。
思わず「……悲しすぎない?」と声が出ました。
正直な意見を書くと、これは、男性もよくないですけど、女性のほうが悪いんですよね。
もしかしたら、男性も思わせぶりな態度も多少あったのかもしれませんが、相談者は「口説かれた記憶はない」とおっしゃってますから、客観的に見ると「4年間の片思いが終わった」だけなんですよね。
もっとストレートに言ってしまうと4間年も「勝手に」期待してしまったんです。だから、裏切られたとか、そんな感情はお門違いなんですよね。
4年は長いです。
今から4年前って2015年ですからね。まだアメリカの大統領はオバマさんだったし、ピース・又吉さんの『火花』がヒットしたころですからね。4年あれば16歳の子どもが成人します。生まれたばかりの赤ちゃんが幼稚園で自己紹介できるようになります。
それくらい、4年は長いんです。大事な大事な27歳から31歳までの4年間を消費してしまった。そのことを受け入れるには時間が必要です。
そしてこれは、この相談者に限ったことではありません。「友達以上、恋人未満」の人と付き合いたいと願う方、全員に向けた警笛なのです。