皆様は「恋人の聖地」をご存じだろうか。NPO法人の地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地プロジェクト」により選定された観光地のことだ。
恋人の聖地に選定されている「別府湾サービスエリア」のモニュメント
東京・六本木ヒルズ展望台や千葉ポートタワー、群馬・ロックハート城など全国各地の「プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」が選定されている。
しかし、全国各地といっても恋人の聖地が存在していない場所がある。沖縄・埼玉・島根の3県だ。
意外にも思う沖縄、島根に対して、県民としてなぜか当然にも思える埼玉――なぜこれらの地域は選ばれないのだろうか。
ない理由は「消極的」Jタウンネット編集部は2019年6月18日、主催する地域活性化支援センターの担当者に話を聞いた。
単刀直入になぜ3県に恋人の聖地がないのかを聞くと、意外な答えが返ってきた。
「申請がないので...」
一体どういうことなのか。そもそも恋人の聖地は、主催者が勝手に場所を決めているわけではない。
実は、自治体から申請があった地域の中から選定する。つまり、申請がない地域の観光名所は永遠に選ばれないのだ。
伊予灘パーキングエリアのプレート
3県にない理由について、担当者はこのようにコメントしている。
「恋人の聖地は行政などが『地域の活性化と少子化対策』に取り組む共同プロジェクトです。必要性を感じない、NPOの共同事業に参画するつもりはない、独自に対策を練っている等あるかもしれません」
「3県には我々の発信力のなさで、未だ上手く活動の趣旨が伝わっていないのかもしれません。また、観光・少子化・地域の活性化にすでに先進的な取り組みをされているので、共同で行う必要は無いのかもしれません」
しかし、埼玉県民の筆者はあることを考えてしまう。