絶体絶命のオリックス、夏の陣3勝3敗も残り試合から逆転CS進出の可能性を探る!

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絶体絶命のオリックス、夏の陣3勝3敗も残り試合から逆転CS進出の可能性を探る!

 “荒ぶる猛牛”をテーマに、ストロングブラックのユニフォームに身をまとい、今年の『Bs夏の陣』前後半全6試合が25日終了した。今年はこのユニフォームの効果もあり、開催中はいずれも約3万人の観衆が京セラドーム大阪に詰めかけ、25日は期間中最多となる33,712人ものファンが集まった。近年は日程的な問題もあり、人気企画でありながら動員に苦戦していた夏の陣だが、今年は夏休みの週末に2度開催したのが成功だったようだ。関係者によると「ほとんどの特典付き前売り券はすぐに売り切れた」そうで、例年であれば関係者に配布されるユニフォームのレプリカも「全て売ってしまった」ため、配られなかった。気になる試合結果は、前半の西武戦が2勝1敗、後半の日本ハム戦が1勝2敗に終わり、3勝3敗のイーブンで終了。今年のユニフォームは、選手やファンに好評だった上、西武戦を連勝スタートしたことから、関係者はもし大きく勝ち越すようなことがあれば、このユニフォームを着用する機会を増やすことも視野に入れていただけに、日本ハム戦の負け越しは残念である。

 この日本ハム戦の負け越しは、再び借金が「6」に膨らみ、最下位から逆転のCS進出を目指しているチームにとっても、痛すぎる結果となってしまった。だが、各チームとの戦績と残り試合を見ると、まだ諦めるには早すぎると言っていいだろう。

 オリックスとパ・リーグ各チームの戦績と残り試合数は、次の通りだ。

1位 福岡ソフトバンク 20試合6勝13敗1分け 残5
2位 埼玉西武 21試合8勝13敗0分け 残4
3位 東北楽天 21試合10勝10敗1分け 残4
4位 千葉ロッテ18試合11勝7敗0分け 残7
5位 北海道日本ハム 19試合7勝10敗2分け 残6

 既に、1位のソフトバンク、2位の西武とはシーズン“負け越し”が決定しており、ゲーム差を見ると、2位の西武とは6ゲーム差と射程範囲内に見えるが、負け越しの数が多く残り試合も少ないため、データを見る限り2位通過は厳しい状況になっている。

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