僕は常々、「多くの人にとって恋人にふさわしい人と結婚相手にふさわしい人は全然違う」ということを力説しています。つまり長続きする恋愛と長続きしない恋愛は何かが違うということです。
結婚してすぐに離婚する人の傾向を追っていると、「恋人としてふさわしい人」と結婚した人が多いからなのです。
「え!?恋人としてふさわしい人と結婚するとすぐ離婚するの?」って思いますよね。
あまり知られてないんですけどね。
ブライダル総研が行った「離婚に関する調査2016」によると、「価値観の違い」「人生観の違い」「性格の不一致」が離婚理由のトップ3。
次が「お金問題」「浮気問題」、その次が「暴力・モラハラ問題」と続きます。
(参照:http://www.recruit-mp.co.jp/news/pdf/20160706_01.pdf)
ここで、ひとつ疑問が浮かびませんか?
「それって付き合ってるときに気づけなかったの?」と。
浮気はともかく、お金遣いが荒いとか、モラハラ気質のところがあるとか、さらに価値観の違いなんて、会話してればわかりそうなものだけど・・・って思いますよね
同調査によると、「挙式等を行ったカップルよりも、行わなかったカップルの方が離婚率が高い」という結果が出ています。これは、「挙式等を通してお互いの金銭感覚や価値観を知る機会が得られる」ことによるもの。逆に言えば、普段はなかなかお互いの価値観や金銭感覚を知る機会がないということなんです。