「ここを超えたら浮気だ」というボーダーラインはどこ?
そんな議論が交わされることがあるようですが、筆者はそんなボーダーラインは存在しないと考えています。
これらの議論のよくないところは、浮気を働いた側の「行為」に基準を置いてしまっているところです。
「手を繋いだ」「二人きりで異性に会った」「肉体関係を持った」「一緒に遊びに行った」などなど
探偵を雇って、現場写真を抑えないと追求できないものばかりです。そうではなく、浮気をされた側の気持ちを基準にするべき問題なのです。
筆者の考えとしては
「相手が傷ついたら浮気」
この一択しかありません。逆に、これ以外を浮気の条件にしてしまうと、「やった、やらない」の水掛け論になり、問題解決になりません。
この基準はその人が何をされたら傷つくのか、その「価値観」に軸を置いているところがポイントです。
他人と手を繋いだら傷つく相手なのであれば、他人と手を繋がなければいい。二人きりで異性に会ったら傷つくのであれば、二人きりで会わなければいい。(それが無理なら別れたらいい。)
裏を返せば、他人と肉体関係を持っても、相手が傷つかなければいいのです。極論すぎるでしょうか。筆者はそうは思いません。
筆者の知り合いに、「お互いのスキルの向上は、お互いにとってプラスになる」という理念のもと、パートナーに自分以外の人と性交渉を持つことを許可しているカップルがいます。
信じられませんか?ええ、筆者も信じられません。すごいですよね。でも実際に存在しているのです。その二人はとても幸せそうにしています。
大事なことは、どんなカップルであれ、二人できちんとルールを決めるということです。それでお互いが納得できるのであれば、それでいいのです。
本当に人の価値観とは様々なので、浮気の線引きは、当人同士しか決められません。