ある恋愛相談に乗った時の話です。相談者さんは僕に「恋愛において駆け引きができない私は恋愛レベルが低い。この小学生レベルの恋愛をなんとかしたい」と言いました。
僕はこれを言われた時に困ってしまいました。なぜなら僕の頭の中には「恋の駆け引きが上手であること」=「恋愛がうまくいくこと」という図式がないからです。
僕には「恋の駆け引きなんかできなくたって、十分に幸せな恋愛ができる」としか思えないのです。
まず「駆け引き」と一言に言っても、何を恋の駆け引きとするのかが人によって違うので、僕の考える恋の駆け引きについて定義したいと思います。
駆け引きとは「交渉・談判や試合などで、相手の出方や状況に応じて、自分に有利なように事を運ぶこと。また、その術。」(コトバンクより引用)のことを指します。
それをそのまま恋愛に当てはめるのであれば、恋愛の駆け引きは「自分の好きな人が、自分に好意を持ってくれるように取り計らうこと」だと定義できるでしょうか。
多くの人は好きな人に好きになってほしくて恋の駆け引きをします。
ですから当然、好きな人に好きになってもらうための術を心得ていること=恋の駆け引きが上手であること=恋愛がうまくいくことという図式が出来上がるわけです。
ただ、ここで立ち止まって考えてほしいのですが、好きな人に好きになってもらうことって、恋愛をする上でそこまで重要な要素でしょうか?僕はそこに疑問を感じるのです。
確かに、自分の好きになった人が自分のことを好きになってくれるなら、これ以上の喜びはありません。逆に、相手が自分のことを好きになってくれないのであれば、その恋愛は失敗だと思いたくなる気持ちもわかります。
しかし、しかしです。