釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 北海道・釧路港産エゾメバル

| 週刊実話
釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 北海道・釧路港産エゾメバル

 ついこの間まで「猛暑」「酷暑」と、ニュースでも取り上げられるほどだったものが、気がつけば朝晩はめっきり涼やかで、早くも秋の気配を感じるようになってまいりました。季節の移ろいって早いですね。

 特に、北日本などでは秋の期間がアッという間と言いますか、「涼しさ」は早々に「寒さ」へと姿を変えます。
「普段着で海釣りが楽しめるうちに、北海道へ行っておきたい!」

 ということで、道東は釧路へと向かいました。

 9月の道東エリアともなれば、朝晩の気温が10℃以下まで下がることも珍しくありませんが、まだギリギリ「涼しい」程度。四十路のオッサンにとって「寒い」のは厳しいですからねぇ〜。

 さて、釧路といえば言わずと知れた道東エリアの中核都市ですが、市街地から近い港や河口から気軽に竿を出しても釣果が期待できます。簡単に言うと「街中でも魚影が濃い」ということですね。

 まずはエサを買おうと、釧路駅前の釣具店に立ち寄ると、店内には北海道ならではの仕掛けがズラリ。中でも当地で人気のカレイ類やカジカ、ソイといった魚種向けの仕掛けは種類も数も実に豊富。他にもシシャモやキュウリウオ用の仕掛け、コマイ用といったご当地仕掛けもそこかしこに並んでおり、ついつい散財してしまいます。

 これは「釣り人あるある」なのですが、地方遠征に出かけた際は地元の釣具店を見て回って、ついつい買い込んでしまうのです。その土地ごとに釣れる魚、釣り場環境は変わりますから、仕掛けを見比べるだけでもかなり楽しめます。

 また、こういう地方色の強い仕掛けは、別の地域や魚を狙うのに適していることも多々あり、「コイツはアソコのアノ魚に使えそうじゃん」などと妄想が進んで、気がつくと散財…ということが珍しくありません。

 でも、いいんです。これも釣りの楽しみ方なのですから。

★昆布の周りで熱い駆け引き!

 ひとしきり釣具店で買い物を楽しんでいると、あたりが暗くなってきました。

「そろそろ頃合!」と市内の中心部に位置する幣舞橋を渡り、南新埠頭へと向かいます。車の窓を開けて涼しい秋の夜風を浴びながら、ほどなく堤防に到着すると、釣り人の姿はありません。

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