過酷な生活を送る遊女のかかりやすかった病気とは?
江戸時代の遊女たちの平均寿命は、22歳程度だったと言われています。
遊女の仕事は過酷な上、ほとんど家の中で日にも当たらず、食べて寝るだけの生活をしていました。これだけ見ても、彼女たちが健康を維持することがいかに難しかったか、容易に想像がつくでしょう。
そんな遊女たちが特にかかりやすかった病気には、どのようなものがあったのでしょうか?
梅毒などの「性病」「やはり」と思う方もいるかもしれませんが、遊女という仕事柄、最もかかりやすかった病気は「性病」でした。
江戸時代にも避妊具や避妊法はありましたが、効果の乏しいものがほとんどだった為、遊女は不特定多数の男性客と避妊具なしで行為を行っていました。