よく世間では「自分磨きをすればモテる」「自分磨きをすれば彼から愛される」などと言われます。その「自分磨き」とは、いったい何をすればいいのでしょうか?
自分磨きといって真っ先に思い浮かぶのは、女子力アップ。男子にウケるファッションにする、美容に力を入れる、料理上手になる、女らしい仕草を身につける・・・・・・挙げればキリがありません。
今のあなたが女子力不足であれば、もちろん女子力アップはあなたの魅力にプラスとなるでしょう。しかし、女子力アップさえすればいい女になれるというものでもありません。
あなたの周りにいる魅力的な女性を頭に浮かべてみてください。そして彼女と自分を比べてみてください。あなたがそこに感じるのは、決して女子力の差だけではないはずです。
女性に生まれたからには「いい女になりたい」と望んでいることでしょう。では、あなたの思う「いい女」とは、どんなタイプですか?おそらくピックアップされるのは、自分が持っていない、または不足している魅力を兼ね備え、男性からも女性からも慕われる「憧れの存在」ではないでしょうか。
足りない部分を補うことは、自分磨きのひとつです。でもあなたが持っていないものを得ようとする「ないものねだり」は、あまり意味がありません。
あなたは、生まれた時から一生その体で「自分」として生きていきます。憧れの誰かになりたくて別人のように変身しても、それは誰かのクローンでしかありません。
自分磨きとは、憧れの誰かを真似することではなく、自分が持つ魅力を最大限に磨くこと。あなたらしさを隠して憧れる誰かになるのは、逆に魅力を殺すことになります。
自分磨きは、自分のいいところ探しから。自分で自分のいいところがわからなければ、家族や友達にヒアリングしてみましょう。意外な魅力に気づけるかも。