子育て中のママにとって、「心の安定」はとても重要な課題です。ママがいつもイライラや不安に襲われていると、それが子どもや家族にも伝わり、家庭全体の空気が重くなってしまいます。そうなると、子どもが元気に明るく過ごせず、ママの心配やイライラがよけいに増大することに……。この悪循環を断ち切って家族全員が幸せに過ごすためには、ママが幸せを感じて過ごすことが大切です。
とはいえ、どうしたらママが幸せを感じ、前向きに過ごすことができるのでしょうか。カラダノート社が2019年9月より行った『ママびより』メルマガユーザー4,622名対象の「ママ・プレママの幸福度に関する調査」から、ママの幸せ度を高める要因を探ってみましょう。これは、慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長の前野隆司さんによる「幸せの4因子」を数値化し、「幸福度」と表現しています。
■助けてくれる人の存在がママを幸せにする
1人以上の子どもがいる夫婦4,622名を対象に、夫婦の家事育児分担率と幸福度を算出したところ、家庭内の家事育児タスクを10とした場合、夫の家事育児分担が2割以下になると幸福度は低く、2割を越えると全体平均値を上回る結果となったそうです。また、家事育児分担について幸福度の値に最も大きな差が出たのは、「夫が家事育児を7割担当している家庭」と「妻が家事育児を10割負担している家庭」(幸福度の差は6.07pt)だったといいます。
さらに、「身近に悩みや不安を相談できる相手がいますか?」という質問では、「いる」と回答した人と「いない」と回答した人とで、幸福度に9.13ptの差があり、身近に相談相手がいるかどうかがママの幸福度に大きく影響を与えていることが判明したそうです。
子育てには“正解”がありませんから、我が子が幸せに生きるために何ができるのか、また自身の子育てで大丈夫なのだろうかと、いつでも考えているのが母親です。そのため、ついつい無理をしてしまったり、不安を心に溜め込んでしまったりします。そんな心を救ってくれるのが、「手伝うよ」と家事や育児を分担してくれる(そしてその大変さを感じてくれる)夫の存在や、悩みや不安を相談できる相手なのですね。