皆さんこんにちは。15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。ネイルサロンは不思議な空間。
手を握り合っているからなのか、リラックスした密室空間がそうさせるのか、秘密の内緒話しを打ち明けて下さる方がとても多い場所でもあります。そんなサロンワーク中のみんなの恋のお話を切り取ってお送り致します。
※許可を頂いたものだけ掲載しています。※個人を特定できる情報が含まれないよう職業等にフィクションも織り交ぜています。ご了承ください。
今回は、ネイルサロンをちょっと出て、先日見かけた「怒り続ける彼女」のお話しをしようと思います。
仕事の打ち合わせであるカフェへ入った日。結構な大声で彼を怒る彼女がいました。聞こえるのは彼女の声のみ。周りの人はみんな耳ダンボです。どうも、彼がこっそりナンパしていたことを見かけた友人がいて、それを聞いた彼女が、彼を問い詰めつつも怒りが爆発しているようです。
でも、茶髪坊主でサングラスをかけた強面の彼は、頭をがっくり下げて「ごめん」「うん」「ごめんなさい」のエンドレス。彼女にとってはまるで、鳴らない太鼓を叩き続けるような時間。怒っている自分の声を聞いて、更に怒りが増しているような恐ろしいパワーを発していました。
2時間も経つ頃、彼女は彼を連れてお店を出たのですが、その1時間後、わたし達がお店を出たら、なんとお店の外の路上でまだ彼が怒られていました。「まだ怒ってるのか」なんて横目で通り過ぎつつ、居酒屋へ。2時間程飲んだ後、先程のお店の前を通ったら、案の定彼はまだ怒られています。
「すごいパワーだ」と思わず感心せずにはいられませんでした。