島田紳助「芸能界闇支配」野望をスッパ抜く(3)不祥事タレントを再生する

| アサ芸プラス
島田紳助「芸能界闇支配」野望をスッパ抜く(3)不祥事タレントを再生する

 バラエティー番組プロデューサーが続ける。

「動画では、ヘキサゴン時代を懐かしむ発言が多かったですが、引退後も紳助さんはおバカタレントの行く末を気にかけていた。中でも最も気にかけていたのが、同席していた山田です。山田優の弟ながら、私生活の言動がアブなっかしいため、紳助はヤキモキしていた。その彼のバンドメンバー・Nosukeと結婚したのが同じくヘキサゴンファミリーのmisonoなのですから、紳助親分が一肌脱がないわけにはいかない。そのために一時は肩まで伸ばしていたロン毛をバッサリ切り落とし、さっぱりとした表向きの顔となって用意周到にユーチューブデビューを果たしたわけです」

 もっとも、動画配信後、misonoがワイドショーに出演し、

「ユーチューブデビューとか、自身のチャンネルを開設するということも絶対にない」

 と、紳助自身のユーチューバーへの転身は否定している。

「もちろん実力的には今すぐ紳助さん本人がユーチューブに登場することも可能ですが、彼の真意はプロデュース業など裏方として暗躍することなんです。なにしろ、ヘキサゴンファミリーをはじめ、『行列──』で、後継に指名した雨上がり決死隊の宮迫博之の復帰もいまだ白紙状態。預かりだった明石家さんまとも疎遠になり、唯一頼れる存在なのが紳助だとか。いわば、不祥事タレント再生工場としての役割を担おうとしているんです。コンプライアンスがうるさい現在の芸能界で、不祥事タレントの受け皿として紳助さんが活躍すれば、芸能界の裏のドンとして君臨することもありうる話です」(バラエティー番組プロデューサー)

 現在、テレビは地上波をはじめとして、BSやCS放送に加え、インターネット放送局にネットフリックスなどのネット配信業者と、百花繚乱の状態。しかもネットフリックスで村西とおる監督の人生を描いた「全裸監督」が大ヒットするなど、許認可事業である地上波に比べ、かなりコンプライアンスが緩い放送業者の台頭も紳助復帰の後押しをしているというのだ。

「例えばユーチューブならアダルト規制はあるものの、スポンサーのつく地上波とは違い、過激表現などは治外法権の状態です。しかも前科や前歴が問われることもない。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ