天才テリー伊藤対談「小橋建太」(3)24時間プロレスのことばかり考えて

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天才テリー伊藤対談「小橋建太」(3)24時間プロレスのことばかり考えて

テリー そんな馬場さんとの緊張関係が解けたのは、何かきっかけがあったんですか。

小橋 僕のプロデビューが滋賀県栗東町だったんですけど、試合後に馬場さんのところへ「今日デビューしました。ありがとうございました」と挨拶に行ったところ、「ホテルで待ってるからな」と言われて、初めて食事に誘ってくれたんです。

テリー 4カ月間の小橋さんの頑張りや人柄を認めていたんだろうね。

小橋 さあ、どうなんでしょう。でも、レストランで「好きなもの食え」とメニューを渡してくれた馬場さんが、ニコッと笑って「よう頑張ったな」と言ってくれて‥‥それまでの苦労が一気に水に流されたような気分になりました。

テリー つらい4カ月が報われましたね。

小橋 そうですね、いつ「田舎に帰れ!」なんて言われるかわかりませんでしたから、毎日ドキドキしていましたし。

テリー デビュー前と後では、やっぱり意識も変わりましたか。

小橋 大げさじゃなくて、24時間常にプロレスのことを考えていました。夢の中でも試合をしていたくらいでしたからね。がむしゃらでしたけども、またそれを馬場さんに軌道修正してもらうこともありましたし。

テリー 例えば、どういうところをですか。

小橋 デビューして1年半くらいの頃、練習中に膝をケガして歩けなくなってしまったんです。でも、日頃から馬場さんに「プロレスラーは怪物であれ」と教えられていましたから、その時点で試合を欠場するつもりはありませんでした。

テリー すごい教えだね。

小橋 ところが、あまりに僕が足を引きずっているのを見かねて、馬場さんが「今日は休め。

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