美しすぎて使えない!江戸時代の絵師・尾形光琳の名作「紅白梅図屏風」が切手になった

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美しすぎて使えない!江戸時代の絵師・尾形光琳の名作「紅白梅図屏風」が切手になった

毎年4月20日は郵政記念日になっており、日本郵便ではこの日に合わせて、特殊切手「切手趣味週間」というものを発表しています。この特殊切手のデザインにはこれまで「風神雷神図屏風」や「朝顔図屏風」、「上杉本洛中洛外図屏風」など、日本画の名作が採用されてきました。

そしてこのほど発表された特殊切手「切手趣味週間」2020年版は、日本画の巨匠・尾形光琳による屏風「紅白梅図屏風」がデザインに採用されています。

巨匠の大作が超コンパクトサイズな切手に♡ アート作品としてコレクションしておきたい一品!

「紅白梅図屏風」は江戸時代の絵師・尾形光琳の代表作のひとつ。俵屋宗達の画蹟に啓発されながら、独自の画風を築き上げた光琳。水流を伴う紅梅・白梅の画題や二曲一双の左右隻に画材をおさめる構成のやり方がそれに当たります。

白梅の樹幹の大部分を画面外に隠し、紅梅は画面いっぱいに描いて左右に対照の妙をみせ、中央に水流をおいて末広がりの微妙な曲面をつくり上げた構図は光琳の独創ということができます。

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