「ネガティブ思考はやめよう」「ポジティブになろう」とよく言われますが、ネガティブ思考のすべてが悪いわけではありません。
じつは仕事においてメリットが多いとされているのです。
今回は、ネガティブ思考について掘り下げて考え、メリットや向いている仕事について紹介します。
■ネガティブ思考とは
ネガティブ思考とは、具体的にどういったものなのでしょうか。ネガティブ思考な人の特徴や原因などを見ていきましょう。
◇「ネガティブ思考な人」の特徴
☆(1)悲観的な未来ばかり想像する
物事を悲観的に捉える癖があるので、将来のことに対しても、「どんどん悪くなるかもしれない」「よくないことが起きる可能性がある」とネガティブに考えます。
常に不安を抱えているため、最悪の事態を想定する癖があります。
☆(2)心配性
周りの人がうまくいっていなかったり失敗していたりすると、自分も同じようになるのではないかと心配します。そのため新しいことには簡単に挑戦しようとはしません。
慎重に慎重を期して、「これなら大丈夫だろう」と思えたものだけ取り組みます。
☆(3)悪いことばかり気にする
何事においても良いことよりも悪いことのほうに焦点を当てているため、悪いことのほうを覚えています。そのため、幸福感が少ないのも特徴です。
たとえうまくいっていたとしても「自分はまだまだだ」「うまくいかないことばっかりだ」と思いやすいです。
☆(4)疑い深い
ミーハーな要素はなく、世間で良いとされているものや常識のようなものについても、「そうかな?」と疑うところから始まります。
周囲の評判を聞いても「本当かどうかは体験しないとわからない」と考えがち。
また、すぐに「何か裏があるのではないか?」と疑うので騙されにくいところもあります。