新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各国がロックダウンの措置を取り、いまだにロックダウンが解除されていない国も多い。日本の報道で、新型コロナウイルスへの対応が称賛されることが多いドイツ。3月中旬からロックダウンしたが、多くの州が5月8日から規制を緩和し、人数制限や社会的距離を保つなどの条件はあるものの、レストランやお店もオープンし始めた。しかし、通常の生活に戻りつつあることで、ドイツでは早くも気の緩みが見え始めているようだ。
ピーク時は1日の感染者が6000人を超えていたドイツだが、5月に入ってからは1日の感染者が100人ほどになる日も多かった。しかし、規制が解除されて10日が経とうとするあたりから感染者数が増加し、1日の感染者が1000人前後になる日が数日、見受けられている。公共の場で集まっていい人数は州ごとに決まっており、屋外の集会などのイベント事は最大50人まで、それ以外の日常での集まりは最大10人まで許可しているが、政府は数名で集まる際も社会的距離を保つよう促している。しかし、実際のところは保たれていないことが多いようだ。
「規制は解除ではなく、緩和なのに、解除されたかのような雰囲気があります。各地でパーティーが開かれ、警察が出動したというニュースもよく聞きますね。ちなみにうちのマンションでも、規制が緩和された週に若者が集まり、夜遅くまで音楽をかけてパーティーをしていました」(ドイツ在住日本人)
ロックダウンから1ヶ月経ったドイツの今 小麦粉ではなくドイツならではの商品が品薄に?
また、ロックダウン中は、マンションの庭で遊んでいると他の住人が注意する光景が見られるなど、慎重な人が多かったが、今では注意する人はほとんど見かけないという。
「天気がいいせいか、多くの子供が外で複数人で集まって遊んでいますよ。明らかに10人以上なこともあります。もちろん社会的距離は保たれていませんが、注意する人はほとんどいないですね」(前出・同)
さらに、ビアガーデンがオープンしたことで、より人々が外に出て集まるようになったという。
「今のうちに楽しもう」コロナ感染2波を見越し、街中に人が溢れる 規制が緩和したドイツ、恐怖を感じる人も
2020.05.30 06:00
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