16歳とは思えない風格!悲劇のイケメン貴公子・平敦盛の美しすぎる最期【下】

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16歳とは思えない風格!悲劇のイケメン貴公子・平敦盛の美しすぎる最期【下】

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16歳とは思えない風格!悲劇のイケメン貴公子・平敦盛の美しすぎる最期【上】

時は平安、源平合戦のハイライト「一ノ谷の合戦」で初陣を果たした平家の貴公子・平敦盛(たいらの あつもり)でしたが、味方は敗走し、自身は敵方の熊谷次郎直実(くまがいの じろうなおざね)に取り押さえられてしまいます。

しかし、直実は少年のあどけなさを残した敦盛の美貌に、先ほど負傷した熊谷小次郎直家(こじろう なおいえ)の姿を重ねます。

父親の一人として、他人様の息子を奪う(殺す)など出来ない……何とかして敦盛を助命したいと直実は、殺すべきか殺さざるべきか、葛藤に苦悶するのでした。

助命したい直実と、敦盛の毅然たる態度

「……いかがした。早よう首を獲らぬか。

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