男二人に襲われた牧師がなぜか逮捕?「牧師がかわいそう」と同情の声も、罪となったのは“自然に反する性行動”

| リアルライブ
画像はイメージです

 カトリックでは神父、プロテスタントでは牧師など、神に仕える聖職者は、常に品行方正で皆のお手本となるような存在だが、そんな聖職者でも逮捕されることがあるようだ。

 海外ニュースサイト『Fox5 Atlanta』および『Atlanta News Now』は、アメリカ・ジョージア州の教会で牧師を務める男が、男性と性交渉をしようとした罪で逮捕されたと5月27日までに報じた。

 記事によると5月19日、56歳の牧師の男(以下、牧師)は、ネットで知り合った男に会うためにモーテルにチェックインしたという。男とは売春目的で会おうとしていたようだ。部屋で待っていた牧師は、ノック音がしてドアを開けたところ、覆面を被った男2人が部屋に押し入った。男の1人は牧師に銃を向け、財布、携帯などを盗んで逃走したという。牧師はすぐさま警察に通報。警察は強盗事件として捜査を開始したという。この時、牧師がどこまで警察に話したかは不明だが、本件を口外しないよう、牧師の家族にも話を聞かないよう警察に求めたという。

 ​ロックダウンの違反者の罰が“ダンス” 笑って見物する警察官や動画を撮影する警察官に物議​​​

 さらに、牧師は売春しようとした事実を隠すため、家族や友人らに対し、「薬局の駐車場で黒人の男2人に誘拐された。モーテルに連れて来られて財布などを盗まれた」とウソの説明をしたという。しかし、治安悪化に不安を覚えた牧師の友人は、注意喚起を行うために、牧師の話をSNSに投稿。投稿内容は瞬時に広がり、警察に問い合わせが複数入ったという。

 警察もSNSの投稿内容に注目。多方面から捜査を進めた結果、薬局では何も発生していないと断定。牧師が男との性交渉目的で、このモーテルを4か月位前から頻繁に利用していたことが分かったという。警察は売春での立証が難しかったようで、ソドミー法違反で牧師を逮捕した。ソドミー法とは「自然に反する性行動」を違法とみなすもので、肛門性交、獣姦などがそれに該当するが、異性カップルに適用するケースは稀だという。事実上、同性愛行為を規制する色合いが強く、現在は廃止している国・州も多い法律だ。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
海外