今回は「中間管理職の板挟み問題がつらい」という女性のお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。
中間管理職の板挟み問題がつらい
私は中間管理職ですが、いわゆる板挟み問題で悩んでいます。上司からは目標達成への圧力をかけられ、部下からは不満をぶつけられ……。最初はどっちにも良い顔をしていましたが、だんだん疲れてきました。中間管理職として、どういう対応をするのが正しいのでしょうか。それとも私は中間管理職に向いていないのでしょうか。
中間管理職、大変ですよね。「中間管理職の悲哀」というフレーズは耳にしても、「中間管理職の喜び」なんて表現は見たことがないのも、この立場の疲労度を物語っているような気がします。
とはいえ、気持ちの持ちようで、疲労は軽減できると思います。
■「今、優先するべきなのは誰か」を考えよう
まず、「中間管理職として、どういう対応をするのが正しいのか」ですが、ベストな対応は……ないです(笑)!
上司と部下の両方を納得させる魔法はない。まずは、その前提に立ちましょう。
てことは、永遠に板挟み……と絶望するかもしれませんが、その「板挟み」という概念を取っ払うのが次に大切なこと。なぜなら、このイメージが脳裏にあるうちは、その中で悩むことしかできなくなるからです。
なので、険しい上司の顔と不満そうな部下の顔を、ポイッと頭から追い出すイメージを思い描きましょう! その上で、「この案件で目標を達成するためには何が必要?」と冷静に考え、「誰にどう動いてもらえばいいか」を導き出します(書き出すとより分かりやすいです)。
すると、作業工程に応じて、「今、優先しないといけないのは誰か(何か)」が見えてくるはず。
目標達成のためには、部下に頭を下げないといけない場合もあるでしょう。でもそれは仕方のないこと。会社は利益を追求し続ける必要があり、それができてこそ社員は毎月給料をもらえるわけなので。