DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”

| リアルライブ
ラミレス監督

 7月7日に行われた中日対ヤクルトの一戦。試合は「2-1」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが中日・与田剛監督の采配だった。

 両軍「1-1」で迎えた延長10回表、与田監督は岡田俊哉をマウンドに送ると同時に、捕手をA・マルティネスから加藤匠馬に変更。この回中日は1点を勝ち越されてしまうが、その裏に2死満塁のチャンスを作った。

 ところが、与田監督は加藤を最後にベンチ入り野手を全て使い切っていたため、迎えた8番の岡田に野手の代打を出すことができず。苦肉の策として投手・三ツ間卓也を代打に送るも、三ツ間は空振り三振に終わり「1-2」で敗戦してしまった。

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 無計画な選手起用で勝機をつぶしたとして、ネット上には与田監督に対する批判の声が多数寄せられた。その一方で目に付いたのが、「代打ウィーランドを思い出すな」、「代打が三ツ間じゃなくウィーランドなら何かが起こったかもね」といったコメントだった。

 コメント内にある「ウィーランド」とは、2017年から2018年にかけてDeNAでプレーした助っ人投手のこと。2年間で14勝を挙げるなど一定の数字を残した投手だが。実は在籍中にDeNA・ラミレス監督から代打として起用されたことがある選手でもある。

 2018年8月3日、横浜スタジアムで行われたDeNA対広島の一戦。試合は8回裏終了時点までDeNAが「6-3」でリードしていたが、9回表に広島が3点を挙げ同点に。そのまま試合は延長戦に突入したが、延長11回裏にDeNAが2死一、二塁とチャンスを作った。

 一打サヨナラのこの場面で、DeNAの打順は7番・嶺井博希へ。ところが、ラミレス監督はここで嶺井に代え、なんと投手のウィーランドを代打起用。控え野手にはまだ伊藤光が残っていたということもあり、球場はどよめきに包まれた。

 なぜラミレス監督が奇策に走ったのか、それにはウィーランドの打撃力が関係していた。

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