耳の不自由な配達員に感謝の気持ちを伝えたくて、手話を学んだ少女。2人の間に芽生えた友情物語(イギリス)
2020.07.12 14:30
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カラパイア
手話で友達になった配達員と少女 image credit:Amy Roberts/Twitter
いつも荷物を届けてくれる耳の不自由な配達員にお礼を言いたくて、少女は「ありがとう」の言葉を絵で伝えた。更に少女は手話を学び、手話で会話を試みたところ、しっかりと伝えることができたようだ。
予期せぬ少女の手話での挨拶の言葉に驚いた配達員の男性は、同じように手話で少女に返し、「とても嬉しかった」と感激の気持ちを表した。
この様子が動画に収められSNSでシェアされると、多くの人の心を温かくした。『Up Worthy』などが伝えている。
・ロックダウン中、配達員と友情を育んだ8歳少女
イギリスのグレーター・マンチェスター、アシュトン・アンダー・ラインに住むタルーラちゃん(8歳)は、ロックダウン中も週1、2回のペースで、自分の住む通りに荷物を配達にやってくるデリバリー会社Hermesの配達スタッフの男性ティム・ジョセフさんとちょっとした顔見知りになった。
いつも荷物を届けてくれるジョセフさんが、実は耳が不自由だということに気付いたタルーラちゃんは、「(いつも配達してくれて)ありがとう」のメッセージを虹の絵と共に描き、ジョセフさんに渡した。
喜んだジョセフさんは、その絵を配達車両に貼って配達を続けた。
「ジョセフさんともっと会話をしたい」と思ったタルーラちゃんは、手話を学び、ある日配達に現れたジョセフさんに向かって、「素敵な1日を過ごしてね」と手を動かした。
すると、タルーラちゃんの手話は完璧にジョセフさんに伝わった。