耳の不自由な配達員に感謝の気持ちを伝えたくて、手話を学んだ少女。2人の間に芽生えた友情物語(イギリス) (3/3ページ)

カラパイア



 6月19日のTwitterの投稿には、ロックダウン中の数週間でタルーラちゃんとジョセフさんの間に友情が育まれたことが綴られてある。


 また、エイミーさんは23日にもタルーラちゃんとジョセフさんのツーショットをシェアし、「ジョセフさんはみんなの温かいコメントにとても感激していたわ。手話で『嬉しくて泣けた』って伝えてくれたの」と投稿。

 後に、メディアのインタビューに手話で応えたジョセフさんは、このように話している。


タルーラは、私の耳が不自由だと気付いて、ある日手話をして驚かせてくれました。とても嬉しくて、私も手話で挨拶を返すと、タルーラは完璧に真似をしてくれました。その日1日、タルーラのおかげで私はとてもハッピーな気持ちで過ごすことができました。

 ちなみに、この件を知ったジョセフさんが所属する配達会社Hermesは、エイミーさんのTwitterアカウントにこのようにメッセージを送った。

素敵な投稿を見て、我が社の配達員が素晴らしいサービスを提供していることを知り、嬉しくなりました。

少女とも友達になったようで良かったです。つきましては、是非DM(ダイレクトメール)をください。

我が社は、ジョセフさんに何かプレゼントをしたいと考えております。彼は、それを受けるに値しますからね。


 動画を見たユーザーらからは、「思わず笑顔になったよ。ありがとう」「世界には、この少女のような人がもっと必要だ」「イギリスのこういう親切な光景を見ることができて嬉しい」「手話の学習も義務教育にならないかな」「ジョセフさんと会話したいために手話を学んだなんて泣けるね」といった声が寄せられている。

written by Scarlet / edited by parumo
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