バスで寝過ごした女、激高して運転手に暴力 ハンドルを握る暴挙で死刑の可能性も?

| リアルライブ
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 バスや電車でうっかり寝過ごしてしまった経験のある人はいるだろうが、海外では寝過ごしたことに苛立ち、運転手に暴力を振るった人がいる。
 中国・福建(ふっけん)省で、バスで居眠りをし、自身が降りるはずのバス停で降りられなかった女が、男性運転手に暴力を振るい逮捕されたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Head Topics』が6月30日までに報じた。

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 報道によると、女は6月25日の午後1時30分頃、バスで降りるはずだった停留所を寝過ごしたことに気づいたという。女は、バスが自分が降りる予定のバス停を既に通過したことを知ると、運転手に向かって、「すぐにバスを止めろ」と叫んだそうだ。バスに乗客はおらず、女と運転手だけだった。

 運転手はすぐには停車せず、次のバス停でバスを止めたが女は降りなかった。女が降りなかったため、運転手は再びバスを発車させたが、バスを発車させると女は運転中の運転手の元へ行き、「外は暑いのに、ここから歩けというのか」と言って、運転手の肩を何度も殴ったそうだ。運転手が警察に通報すると伝えると、さらに女は逆上し、バスのハンドルを運転手の横から握り、ハンドルを左右に動かした。

 『Daily Mail Online』は、女がハンドルを握る動画の一部を公開しているが、動画では突然運転手の横に現れ、ハンドルを横から握る女の姿が映っている。運転席の横には女の腰ほどの高さの柵があるが、女は柵から身を乗り出している。運転手は両手でなんとかハンドルを保とうとしているが、女の力の方が強く、ハンドルは左右に激しく動いている。

 女はバスに設置されていた監視カメラの映像を証拠に逮捕された。運転手の怪我の具合は明かされていないが、幸い、バスが事故を起こすことはなかったそうだ。
 『Head Topics』によると、中国ではバスの運転手に危害を加える者には厳しい罰が科されることが多いそうで、女は死刑を宣告される可能性があるそうだ。

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