テリー 2人の息子さんは本名の「大森」で活動されてますけど、当然「麿赤兒」は芸名ですよね。
麿 僕、自分の本名があんまり好きじゃないんですよ。それで、人麻呂とか歌麿とか、そのあたりから一文字いただいてね。
テリー 高貴な感じで?
麿 というわけじゃないんですが。まぁ、本名の「大森宏」君だったら、こういうキャラクターにはならなかったでしょうね。やっぱりどこかね、(素の自分から)ジャンプしたいっていうのがあるんですよ。
テリー いや、怪しくていい名前ですよね。麿さんみたいな人って、日本の芸能界に、他にいないですもんね。
麿 そうですかね?
テリー いませんよ。だから(クエンティン・)タランティーノにしろ、(北野)武さんにしろ、大勢の監督が自身の作品に出てもらいたいんじゃないですか。
麿 「こいつは唯一無二だ、使おう」って言うなら、もっと忙しくてもいいんですけどね(笑)。
テリー でも、シリアスでもコメディでも、麿さんが入ると、やっぱり化学反応が起きると思うんです。特にゴールデン(タイム)とか、みんなが安心してる時間帯に出てくると「急に刺激物が入ってきたぞ」みたいな。
麿 ほぉ、そう感じられることがありますか。それは、ありがたいな。
テリー だから、また10月から「ルパンの娘」(フジテレビ系)の続編が始まりますけど、プロデューサーや監督も、そのあたりに期待してオファーしてるんだと思うんですよ。
麿 まぁ、あれは「翔んで埼玉」っていう映画と同じ監督さん(武内英樹監督)でね。よく拾ってくれたなと思いますけど。
テリー それだけ麿さんは替えが利かない役者さんなんですよ。