RIZIN那須川天心対皇治のドリームマッチで視聴率6.2%の大健闘!裏は『半沢直樹』最終回!

| リアルライブ
試合後の皇治と那須川天心

 27日の20時からフジテレビ系で全国生中継された総合格闘技『RIZIN.24』(関西テレビはヤクルト対阪神生中継のため、30日25時55分から録画中継)の視聴率が、ビデオリサーチ調べの関東地区(以下同)で6.2%であったことが判明した。

 裏番組は、TBS系日曜劇場『半沢直樹』最終回というモンスターコンテンツで、32.7%だったことを考えると、これは大健闘と言っていい。瞬間最高視聴率も8.9%と高い数字を弾き出している。RIZINがコロナ禍に入り、ゴールデンタイムでの生中継に踏み切ったのは、今回が初めて。毎年恒例の大晦日に向けて幸先のいい再スタートを切ったと言ってもいいだろう。

 「今度、カンテレ(関西テレビ)の社長とタイマン張ろうかなと思うてます。っていうのは冗談で、まあ、なんすかね。前も言ってるんですけど、天心より、半沢より、阪神タイガースが一番強敵でしたね。『流石の皇治もタイガースには勝てへんか』ってみんな言うて来たんですけどね、ファンとかアンチの子が。『勝てるわけ無いやろ?!』って(笑)。タイガースに勝てとったらヤバいやろ!と(笑)。そんな感じですけど、まあ、格闘技もね、タイガースに勝てるようなメジャーなスポーツになったら俺は嬉しいです」

 今大会の功労者である、ライバル団体K-1を多額な違約金を払ってトップファイターのまま離脱し、那須川天心とのドリームマッチを実現させた皇治は、生中継しなかったカンテレに対して、皇治流のジョークを交えながら試合後も悔やんでいたが、皇治はK-1の大阪大会のチケットを一人で約3000枚売ってしまう力があるほど、大阪で支持基盤がある。今回、カンテレが逃した魚は大きかったかもしれない。

 同業者からは非難の声も多かったが、RIZINの高田延彦キャプテンを始め、プロレス関係者からは天心の猛ラッシュに対して倒れなかった皇治の打たれ強さは、高く評価されており、試合に至るまでのストーリーも含めて、世間の視聴者は分かりやすい皇治を支持した上で、天心の攻撃の凄さをお茶の間で体感したのではないだろうか。「最後まで立ってるだけで評価されるのはおかしい」という声を挙げた格闘家は少なくないが、彼らがこれだけの数字を叩き出せるかというと疑問符が残る。

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