「喧嘩するほど仲が良い」ということわざがありますが、これって本当なのでしょうか。
中にはお互い傷つけ合うような喧嘩もありますし、とても仲が良いと言い切れない別れる寸前の崖っぷちカップルもいます。
そう、このことわざの中には、例外のケース、というものがあるのです。今回はそんな例外のケースに焦点をあてて、このことわざの真偽について考察していきます。
結論から入りますが、喧嘩するほど仲が良い、ということわざは本当だとは言い切れません。もし、仮に全てのケースでこのことわざが当てはまるのだとしたら、喧嘩して別れるということはないはず。
もちろん、中には喧嘩はすればするほど関係が良くなる方もいますが、当然激しい喧嘩によって破局するなど例外のケースもあるのです。
このことわざに当てはまるかどうかは、喧嘩が良いものなのか、はたまた関係性を崩す悪い喧嘩なのかによって決まります。
まず、良い喧嘩とはお互いの意見を理解し合いながら、お互いのために言い合いをする喧嘩のことをいいます。
分かりやすい例で言うと、自分か彼どちらかが死ぬとなると、お互い相手を生かせようと必死に揉め合うはず。このような言い合いを、良い喧嘩といいます。
一方、悪い喧嘩とは、お互いの意見を聞かず、自分のためだけに言い合いをする喧嘩のことをいいます。
こちらも分かりやすい例で例えるとするならば、LINEの頻度でしょうか。彼はLINEが遅く、あまりLINEをしたくないタイプでこちらはLINEの返信が早く、LINEをしていたい派だとします。
おそらく、相手の意見よりも自分の意見を尊重して結局言い合いになると思いますが、このような一見小さな喧嘩であっても、お互いを尊重できていなければ「悪い喧嘩」となってしまうのです。