有村架純、ドラマ『姉ちゃんの恋人』での“ズルさ”と“温かさ”

| 日刊大衆
有村架純

 10月27日、有村架純(27)主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系)がスタートした。有村が演じる桃子は、高校3年生の大学受験の日に両親を亡くし、幼い弟3人を育てるために生きていく決意をした強い女性だ。自らを一家の大黒柱だと言うくらいに頼もしく、明るくて前向きな性格だ。

 見た目は、とにかく愛くるしい。人柄の良さを感じる笑顔に、キュッとひとつに結んだ髪、ユニセックスなラフな服装が特徴的だ。オーバーサイズで着ているため、ぱっと見の色気はゼロだが、彼氏の服を借りている感もあってドキッとする。上着にしているシャツなどは、弟の和輝(高橋海人)も着ているなど、共有しているのがまたずるい。

 これで自らを一家の大黒柱だと言い、弟のサッカーの試合で見学者ながら強い抗議をして、審判にレッドカードを受ける程に主張の強い人なんだから、そのギャップに参ってしまう。『ゴリゴリしている人』である桃子が恋をしたらどうなるだろう………考えるだけでワクワクしてくる。

■桃子を取り巻く登場人物がみんないい人だ

 ドラマの1話は、登場人物を説明する必要があるため、説明セリフが多かったり、テロップを用いて名前や職業を見せることが少なくないが、『仕事の後に同僚みんなで飲みに行く』ことで上手く見せてきた。コロナ渦によって、多忙だったホームセンターで共に頑張ってきた仲間たちとの飲み会は、新年会以来。久しぶりということもあって、お互いの近況を伝え合うことで、視聴者も登場人物を知っていく。

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