2016年から連載され、アニメ化や映画化など大ヒットしている漫画『鬼滅の刃』。主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)は炭焼きを生業としています。
昔、地元の里山文化について話をしていたところ、こんなやりとりがありました。
「炭焼きって、材木に火をつけておけば勝手に出来るんじゃないの?」
「……いやいや、それじゃただの消し炭になって、火がつかないよ」
「そもそも木を焼いたのが炭なのに、その炭をさらに焼くってどういうこと?」
そこで今回は、炭焼きについて紹介したいと思います。
木伐り3年、窯作り10年……そして一生かけて極める炭焼き修行単なる消し炭と燃料となる木炭の大きな違いは、前者が完全に燃え切った(酸化)状態に対して、後者は燃焼のポテンシャルを高めている点(炭化)にあります。