「『虫酸が走るラジコン』を作りました」
そんな投稿がツイッターで注目を集めている。
「虫酸」が走る(画像はsora.F(@13237sora)さんから)
こちらは、ツイッターユーザーのsora.F(@13237sora)さんが2020年11月16日に投稿した写真。「虫酸」の文字が、板の上にドドンと置かれている。その下には、車輪が見える。
「虫酸が走る」――。その意味は「吐気を感じるほど不快な気持ちになる」(広辞苑第七版)だが、まさか物理的に走らせてしまうとは...。
sora.Fさんのユーモアあふれるラジコンを見たユーザーからは、ツイッターに
「虫さん走ってるぅー!」
「虫さんトコトコで草」
「戦慄も走るのかなぁ?」
「悪寒とレースして欲しい」
といった反応が寄せられている。
走らせてみると...11月17日、Jタウンネットは投稿者のsora.Fさんに詳しい話を聞いてみた。
大学3年生で、20代男性だという彼。「虫酸が走るラジコン」を作ったのは、どんなきっかけだったのだろう。
「日常生活で少し虫酸が走る出来事があり、この不快感をどうにか笑いに昇華できないかなと考えていたというのがきっかけです。
そこで思いついたのが、物理的に『虫酸』を走らせる、というものです。あまりのバカバカしさに、思わず不快感を忘れて笑ってしまうのではないか、と考えました」(sora.Fさん、以下同)
リモコン(画像はsora.F(@13237sora)さんから)
sora.Fさんは大学で社会学や社会心理学を学んでいるという。ラジコンは、どのように作ったのだろうか。
「軽トラックのラジコンを通販で購入して、土台部分のみ取り出しました。その上に段ボールと折り紙で作った台座を固定し、『虫酸』を載せました。