柴又駅では路線図が「寅さん」の顔になっている...? 聖地で発見された粋なアートが話題

| Jタウンネット
寅さんがいる(画像はかじめ焼き@kajime_yakiさん提供)

「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」

例え山田洋二監督の映画「男はつらいよ」を見たことがなくても、オープニングで語られるこのセリフは知っている、という人は多いかもしれない。

1969年に第一作目が公開されて以降、50年以上も愛されている映画シリーズだ。冒頭のセリフは、渥美清演じる同作の主人公「車寅次郎」、通称「寅さん」の口上。東京都葛飾区柴又は、寅さんの故郷として有名だ。

その柴又駅で、「さすが聖地」といいたくなるアートが発見され、話題となっている。それがこちら。


寅さんがいる(画像はかじめ焼き@kajime_yakiさん提供)

これはツイッターユーザーのかじめ焼き(@kajime_yaki)さんが2020年11月23日

「柴又駅の路線図、寅次郎だった。
子供に言われなければ気づかなかった」

というつぶやきと共に投稿した写真。

言われてみると確かにホームに設置されている路線図では、カラフルな線が寅さんの顔を形作っている。さすが柴又......!

この投稿に、ツイッターでは

「ほんまや。感動」
「これはすごい! 粋な芸術の域」
「地元ですが、気付かなかったです」
「すごーい!気づいた方も作った方も天才すぎる」

といった反応が寄せられている。

Jタウンネットが24日、投稿者のかじめ焼きさんに聞いたところ、この写真を撮影したのは京成電鉄金町線の金町行きの電車内とのこと。

かじめ焼きさんは発見時の状況を

「窓から外を見ていた娘たちが『地図が人の顔になってる』というので見てみたところ、画像の路線図がありました。柴又駅には何度か来ていますが、寅さんの路線図があることは知らなかったので驚きました」

としていた。

「寅さん」路線図の正体は...

Jタウンネットはこの路線図の詳細を知るべく、京成電鉄を取材した。

広報担当者によれば、この路線図は19年10月8日から掲示されているもの。

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