ウォンバットよ、お前もか! 体が光る有袋類はまだまだたくさんいることが判明(オーストラリア)
2020.12.02 07:34
|
カラパイア
ウォンバットも体が蛍光色に光ることが判明 image by:Western Australian Museum
先日カモノハシが紫外線に照らされると蛍光を発するとお伝えしたが、どうもこの調査結果は専門家の間でかなりの反響を呼んでいるようだ。
もしかしたら、知られていないだけでまだまだ光る動物がいるのではないかと。そこでオーストラリアの動物学者はわざわざUVライトを借りてきて、ウォンバットで実際に試してみた。すると光るではないか!
他にも蛍光する動物が次々と見つかってしまったのだ。
・紫外線で光を発する動物が続々発見される
西オーストラリア州立博物館のケニー・トラブリオン博士は、「カモノハシが光る」という論文を読んで驚き、自分の目で確かめてみるべく、わざわざUVライトを借りてきた。
そして博物館が所蔵しているカモノハシを照らしてみる。確かに論文どおり蛍光を発した。
今度は他の動物でも試してみたところ、なんということでしょう!
カモノハシはおろか、ウォンバットやハリモグラ、ミミナガバンディクート、ポッサム、数種のコウモリまで蛍光を放ったのだ。
博士によると、2ダースほどの種を試して3分の1近くが光ったという。その衝撃をミミナガバンディクートのウサギのような耳と尻尾が「ダイヤモンドのように輝いた」と、ツイッターで伝えている。