ウォンバットよ、お前もか! 体が光る有袋類はまだまだたくさんいることが判明(オーストラリア) (3/5ページ)

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光るウォンバット

・紫外線に紛れ込むカモフラージュ

 だが生物が蛍光するのは目立つためのものではなく、その逆だという意見もある。

 タスマニア大学のカモノハシの専門家サラ・ムンクス博士は、生物蛍光はカモフラージュの古い形なのではないかと述べている。

 「仲間を見つけるためだとは思いません。カモノハシにはそれ以外にも仲間を見つける方法がいくつもあります。ほかの種の研究からは、古い形のカモフラージュであることが示唆されています。」

 生物蛍光をすると、紫外線を頼りに獲物を探す肉食動物の目には消えたように見える可能性があるのだそうだ。特に紫外線が多い夕方や明け方では、有効な目隠しになるだろう。
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