人身売買による被害はいまだに世界で報告されているが、海外では出産直後に人身売買の被害に遭ったものの数十年後、実の両親と再会を果たした女性がいる。
ルーマニア・ドルジュ県で、生まれた直後、出産を担当した医師によって売り飛ばされた女児が、このほど実の両親に再会したことが明らかになったと海外ニュースサイト『Deseret News』と『LADbible』が12月13日までに報じた。
報道によると、約25年前、女児は同県にある病院で生まれたという。女児は早産で、両親は女児を取り上げた医師に「赤ちゃんは心臓に病気があり、数日、入院する必要がある」と言われたそうだ。数日後、両親が病院を訪れると、医師から「赤ちゃんは死亡した」と伝えられた。この際に両親が女児を見たかは不明だが、報道によると、両親は何らかの理由を根拠に娘は生きていると信じていた。
実際は医師が両親に嘘をついており、アメリカの養子縁組の機関と協力して女児をアメリカに売ったという。女児はアメリカに住む夫婦と養子縁組をし、夫婦のもとで育てられた。アメリカの夫婦は合法的に女児を養子に迎えており、人身売買によってアメリカに連れてこられたとは知らなかった。だがルーマニア出身であることは知っていて、女児にも「あなたはルーマニアで生まれ、その後、養子になった」と伝えていた。
約25年後の2019年、大人になった女児はアメリカ在住ルーマニア人の養子が実の両親を探すことを目的としたFacebookグループに参加。参加してから約48時間後、実の両親を見つけ出すことに成功したという。実の両親とコンタクトを取り、実の両親が住むイタリアで再会を果たした。
再会をきっかけに親子は、売り飛ばされたことを知ったという。どのような方法で知ったのかは明かされていない。娘を売った医師と、協力関係にあった人身売買の機関が罰せられたかどうか、実の両親が医師らを訴えたかどうかは不明である。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「生まれた瞬間に我が子と引き離された両親のことを思うと胸が痛む」「医師は最低。
「死亡した」はずの娘と25年ぶりに再会、驚愕の事実発覚 出生直後の医者の嘘と信じられない行動
2020.12.17 06:00
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