ジョンベネ事件に「ある人物」が関与? 児童売春あっせん組織との関わり指摘も、事件の行方は

| リアルライブ
画像はイメージです

 世の中には未解決事件など山ほどあるが、海外には、年末になると思い出される有名事件がある。今から約24年前に発生した「ジョンベネ事件」だ。

 ジョンベネ事件とは、1996年クリスマスの翌朝、アメリカ・コロラド州の自宅地下室で当時6歳の少女ジョンベネちゃんが何者かによって殺害され、2020年現在も犯人が特定されずに、未解決となっている事件だ。事件の異様さから世間の注目を集め、今でも犯人に関する報道が後を絶たない。

 今年は、ジョンベネ事件に「ある人物」が関与しているのではないかと話題となった。その人物とは、児童買春などで有罪判決を受け、獄中自殺をした大富豪エプスタイン被告の元交際相手で58歳の女性だ。海外ニュースサイト『Clover Chronicle』『RollingStone』などが、2020年7月に報じている。

 記事によると、花を手に持ち、ほほ笑むジョンベネちゃんの写真の背景に、米国在住の英国人女性(以下M)が写り込んでいたという。Mはエプスタイン被告の元交際相手で、仕事関係のパートナーだ。Mは、同被告や英国王室のアンドリュー王子などの著名人に少女をあっせんし、性接待をさせる存在だとの噂が絶えなかった。実際、複数名の少女が、Mに勧誘されて有名人らに性接待をしたと告発。FBIは2020年7月、児童買春勧誘、あっせんなどの疑いでMを逮捕、起訴している。Mは容疑を否認しているが、現在も裁判は継続中だ。

 そのいわくつきの人物が、ジョンベネちゃんの写真に写り込んでいたことで、ジョンベネちゃんの死に、有名人御用達の売春あっせん組織が関与しているとの陰謀説がネット上でささやかれた。さらにジョンベネちゃんの父親が利用する弁護士事務所を、Mが利用しているという共通点も。しかし、この陰謀説に証拠はなく、問題の写真に写っている人物が、M本人であるとの確証は取れていないという。

 これまでもジョンベネ事件の犯人については、様々な報道がある。
 
 最初に疑われたのは両親だ。警察の初動調査では、外部からの侵入形跡はないとされたことが大きい。さらに両親は警察の捜査に非協力的で、当初から弁護士を立てて対応。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
海外