風邪薬よりビタミンC!新型コロナで死なないための「5つの栄養素」

| 日刊大衆
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 日本中で猛威を振るう新型コロナ。昨年末から感染者数は右肩上がりで、死亡者数はついに4000人を超えた。いまだワクチンや特効薬の実用化が果たされていない中、この第3波にどう対応すればいいのか。

 実は“コロナ特効栄養素”があるという。日本オーソモレキュラー医学会の柳澤厚生代表(医学博士)が次のように解説する。

「新型コロナに感染しやすい、あるいは重症化しやすい人は、持っている免疫力の違いが大きい。免疫力は食事や食べ物が大切な要素です。当医学会ではさまざまな研究を精査し、5つの栄養素がコロナに有効であると結論づけました」

 そこで今回、同学会が提唱する栄養素を含む食材や、コロナ撃退につながる食材を紹介したい。そして、食からコロナで死なない体作りを目指そう!

 まず、柳澤氏らが推奨する有効成分の一つは、ビタミンCである。

「米国の医師がチリ・サンティアゴ市と共同で行った調査研究で、風邪の症状が出た人に風邪薬や解熱剤を投与したグループと、全員にビタミンCを一日3〜6グラムずつ与えたグループに分けて経過観察しました。すると、後者のほうが発症率や症状が抑えられていたんです。風邪薬よりビタミンCのほうが有効に働いたとうわけです」(前同)

 このビタミンCは、新型コロナの治療現場でも注目されている。

「医学誌『LANCET』にも、新型コロナによる呼吸不全症状にビタミンCの点滴投与が有効だと発表されています。また、中国・武漢の病院や西安大学でも、コロナ患者にビタミンC点滴を行うなど、ビタミンCを使った治療は今や世界的に注目されています」(同)

 ビタミンCの含有量が多い食材としては、ブロッコリーや赤ピーマンなどがあるが、ビタミンCは調理過程で水に溶けやすいので、煮たり、ゆでたりはオススメしない。

 ビタミンCに加え、ビタミンDもコロナを蹴散らしてくれる栄養素だ。

「シカゴ大学の発表によると、ビタミンDが足りている人は、新型コロナの罹患率が12.2%、欠乏した人は、ほぼ倍の21.6%だそうです。

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