在宅勤務の社員が上司にストレス状態を伝えることができるリストバンドが販売中(イギリス)
2021.01.22 18:30
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カラパイア
在宅ワークのストレス度をチェックするリストバンドMoodbeam
コロナ禍の影響で、在宅勤務をする人が増えた。また、自粛生活の時間が長ければ長いほど、ストレスが大きくなり、個々のメンタルヘルス問題も悪化しているという報告がなされている。
特に慣れないリモートワークを続けることで、感情が不安定になってしまうという従業員も少なくないようだ。
イギリスのとある企業は、従業員が雇用主に感情状態をボタン1つで知らせることができるリストバンドを販売中だ。
実際にそのウェアラブル・デバイスを使用して、上司がスタッフの精神状態を感知したことで、状況が改善された事例もあるという。『UNILAD』などが伝えている。
・雇用主が従業員の感情状態を知ることができるリストバンド
在宅勤務でストレスフルな状況にある従業員の感情状態を、近くにいない上司が知ることで、早期的な問題解決につながる可能性を増やす新たなるウェアラブルデバイスが、イギリスで販売中だ。
Moodbeamは、ストレス状態を伝えることができるリストバンドで、雇用主が在宅勤務の部下が仕事にどのように対処しているかをモニタリングできるようにデザインされている。
モバイルアプリにリンクされているこのウェアラブル・デバイスには、2つのボタンがついてあり、仕事環境に満足している時には黄色を、不満な場合には青を押す仕組みとなっている。
特にロックダウン中のイギリスでは、職場で顔を合わせて部下の様子を確認できない状況下にあり、このリストバンドを使用して雇用主は簡単に部下の精神状態を知ることができるというわけだ。